Paypalに始まり日本では割と先発のOrigamiPayそして2018年の3月からLINE Payを使っているので、個人的に電子決済が気になって色々とサービスがローンチされるたびにチェックしたり実際に使ったりしています。非常に便利で小銭いらずの電子決済。最近は大手コンビニチェーンでも利用できるようになり財布を小さく身軽に出かけたい人間にとって、ますます便利に手放せない存在になっています。

7payとファミペイのリリース

7月1日にコンビニ系電子決済としてセブンイレブンの7payとファミリーマートのファミペイがリリースされました。これはそれまでにあったコンビニアプリに決済機能を移管した形式らしく、以前からTカードアプリとして使用していたファミリーマートのアプリに決済機能が追加されていました。
恐らくセブンイレブンもその形式をとっているのではないかと思われます。セブンイレブンのアプリは入れていなかったのでわかりません。以前からセブンイレブンとITの組み合わせは何かと問題を抱えている気がしています。セブンイレブンでWifiが使えると謳われたときに一度インストールしてみましたが使い勝手が非常に悪くアンイストール後使用していません。

コンビニアプリに関しては知る限りセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのものがリリースされています。ファミリーマートやセブンイレブンは先に触れている通りですが、3者のアプリに共通しているのは新商品や季節の商品、お得商品などをレコメンドする機能ではないでしょうか。コンビニには基本チラシがありませんし、もともと定価販売で割引なども無く特価という概念がありませんのでユーザーの購買行動につなげるトリガーとしてこのアプリの機能はそれ自体は悪ではありません。

使うと得するコンビニアプリ セブン/ファミマ/ローソンの大手3社を比較

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/17/news014.html

問題はどう見せるか、そしてユーザーがどう思うかということだと思います。個人的にはそのチラシのようなプッシュは好きでは無いのであまり広告には目を向けず、本来の目的のTカードやpontaカードの機能をメインに活用しています。カードを持つのを嫌ってアプリにしましたが、今度はアプリが増えるというなんとも日本は不便な国です。

LINEPayを始めとする電子決済によってお金の価値が変わった

理由その1:コンビニの自社商品告知がすぎる

本題に戻ります。
コンビニ系決済を使わない理由の一つが上で書いている自社商品のレコメンド機能です。私達は膨大な情報量の中で生きています。その中にはすでに知っている情報も多々あるわけです。知っている情報を繰り返し出されることに辟易しています。決済機能を使うときにそういう買い周りやCRMを意識したアプリは使いたくありません。もちろん他のアプリにその機能が無いかと聞かれればそんなことは無いのですが、見えないうちにこちらが意識しないうちに本人を限定しない形で取得する仕組みのほうがスマートですし、ユーザー側の気持ちとしてもいいのではないでしょうか。

色々な場面で使われてこその決済機能の真価がわかる

理由その2:使えるお店が自社コンビニに限られている

PaypayやLINEpayに見られる展開が見れらないことも使わない理由の一つです。今7Payとファミペイはそのコンビニ以外でどこで使えるでしょうか。7Payは今後7&iグループでの展開を視野に入れているのかもしれませんが、導入コストはどうでしょうか。そしてスーパーのレジで大量に並んだお客さん相手に一人ずつバーコードをかざし始まったら回転率の悪化は言うまでもありません。それほど大量のお客を捌くのに不向きな決済方法はありません。セルフレジの導入が進んでおりシステムの書き換えが簡易であれば上記の限りでは無いのですが。
先行しているLinePayやPaypayはコンビニやドラッグストアを中心に使用できる経済圏を大きく広げています。またPaypayは個人経営の少店舗にも積極的に営業を行っていて拡充し続けています。

理由その3:送金機能が無い

7payやファミペイには送金機能がありません。送金機能こそが電子決済系アプリのメインの機能だと考えているのでそこを外している7payやファミペイはその時点でいわゆる電子マネーを不便にしたスマホアプリと位置づけることになります。
LINEpayはもともと送金機能を持っておりユーザー同士でお金のやり取りを可能にしています。またPaypayも最近送金機能を追加しました。送金という機能で思い出すのがau WALLETが最初だったと記憶していますが、当時はそれほど話題になりませんでした。LINEpayの送金機能がクローズアップされたのはやはりコミュニケーションアプリの概念がベースにあるからだと思います。
割り勘やお祝いやお小遣いなど小額の送金を銀行を介さずに手数料無く出来てしまう。それをリアルタイムにLINEのメッセージで送れる感動。これは体験した人じゃないとわからない体験だと思います。

7payの事件で電子決済を不安に思う人が増えた

理由その4:セキュリティに不安

これは7payに限ったことですが先般の7pay不正利用事件で電子決済、コード決済の信用性を大きく損ねました。それまで先行してきたLINEpayやPaypayなどのキャンペーンによる先行投資などに水をかける非常に問題のあることだと思います。
既報の通りですのでここでは振り返りませんが、トップが使っていなかったり概念を理解していないのは問題です。

7payクレジットカード不正利用:第三者乗っ取りがあり得る致命的な2つの弱点

https://news.yahoo.co.jp/byline/mikamiyoh/20190704-00132766/

以上の点から私はまだ登録していません。今後の広がりを見定めた上で登録するか否か決めたいと思います。ポッドキャストでも配信していますのでお時間のある方はこちらもどうぞ。(下記クリックでお聞きいただけます)

個人的に究極はNFCを使っているSuicaのようなサービスの一本化が望ましいと考えます。しかしキャッシュカードの種類がたくさん有ることを考えると決済サービスはたくさんあっていいと思います。問題はお金を受け取る側の装置が共通化され安価でどの会社のものを使ってもストレス無く入金される仕組みづくりとユーザーのサービス導入が簡易で有るか否かです。

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