令和3年コロナ禍の夏、DJIのジンバルを迎えることにしました。以前スマホ用ジンバルを購入し使用した経験が有りましたが、使いこなすことが出来ず早々に手放してしまいました(そのときもDJI製品でした)。以来DJIの製品にはアレルギーが出来てしまって敬遠していたのですが、無人航空機(ドーロン)を購入し使用しているうちに、そんなことも薄れてきました。

今回導入に踏み切ったのには何点か理由があるのですが、業務用ビデオカメラとミラーレス一眼カメラとの比較を考えたときに、「自分にできる映像表現のバリエーションを増やしておきたい。」という点が一番大きな理由です。見た目で上段から構えたテレビ局風のカメラと比較されると、それほど映像の差は感じなくても撮影される方からすると、地方ではまだまだ偏ったイメージを持たれると思います。ジンバルを装着することによって少し大ぶりになったカメラ周りは、撮影される側にとっても満足されるのではないかと考えます。テレビ局の雰囲気よりも撮影される映像に本来は意味があるのですが。

多くの時間をジンバルを利用した撮影に当てています

8月からジンバルの特性を知るべく、合間に時間を作って撮影をしています。まだまだ実用に足る映像には遠いのですが、DJI RSC2の機能でそれらしい映像が撮れてしまうのは投資した甲斐があったというものです。福島市四季の里で撮影した、このビデオは上下揺れが多く進行方向への左右移動もぎこちなく初心者らしいことをしてしまっています。画面揺れがありますので注意されつつご覧いただけると嬉しいです。

新しい機材でスキルアップを感じる喜び

2本目の映像は福島市の信夫山第二展望台で撮影しました。無人航空機(ドローン)と違って気兼ねなく練習できるのは余計なストレスを感じず気楽です。2回目はすり足を覚えたのでだいぶ上下揺れが軽減されていると思います。編集時に見ていても安心して見ることができます。まだ左右方向へのカメラ振りはぎこちなさを覚えますが、それでも初回よりはだいぶ使い慣れてきました。また、ジンバルを使ったフィックス(画面固定)の撮影はロック機構を使って行うのですが、こちらも三脚を使っているかのようなフィールで映像がとれるので三脚要らずです。

多くの時間を割いてジンバルのトライ・アンド・エラーをしています。9月にはこのジンバル使用のスケジュールも決まっているので、それまでにスライダー撮影やオービタルショットなど動きのある撮影テクニックのバリエーションを増やしていきたいと考えています。

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