11月某日、海外のWebメディアの方とお仕事する機会をいただきました。紹介の紹介の紹介という、ほんとに大丈夫なのかと不安になるようなお仕事でしたが、クライアントは米国を本拠地に日本にも拠点を持つ会社のライターの方でした。

仕事内容は福島市飯野町にあるUFOふれあい館周辺の空撮でした。千貫森を登り頂上までドローンを飛ばし山頂付近や飯野町方面の俯瞰、またもう少し飯野町付近へ近づいてそこから町の全景を空撮するといった内容でした。撮影は多少体力を必要とする場面があったものの午前中いっぱいで完了することができました。

UFOふれあい館のある千貫森を空撮

問題はその後でした。
請求書と納品データを送り完了したかに見えた仕事はここから契約というフェーズに移っていきます。この契約事務手続きが厄介で、英語での契約書、銀行振込み先の情報、フォームW-8BENと言われる証明書類、マイナンバーに使用済み小切手かレターヘッドなどの銀行口座を証明する書類の写しなど英語の出来ない日本人にはどれもハードルの高いものばかりでした。

馴染みが薄く記載の難しいW-8BENフォーム

特に最後まで悩まされたのがレターヘッドと言われる書類です。レターヘッドと言われて最初に思い浮かぶのがロゴや社章などが入ったオフィシャルな手紙類だと思います。何度かそういったものを添付しメールしましたが、どれも違うと返答されました。12月1日現在まだこの問題は解決していませんが、口座番号が入った残高証明ではないかと推測し銀行で取得の後、担当者にメールしています。

英語での契約のやり取りは日本語ではわからない、日本の文化では分かりづらいことが多く、英語のわかる方に仲介していただいたりしました。その方でもわからないことが多いようです。

年の瀬にこんな難題を引き当てるとは、ついているのかいないのか。なかなか外国の方とお仕事する機会は無いと思いますが、貴重な経験として次の機会につなげていければと考えています。そのメディアの方にはせっかく口座を作っていることですし、是非またご依頼をいただきところです。2021年も最後の月に入りました。12月最後まで2021年も駆け抜けて行きたいと考えています。

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