昨年もPANTONEから2020年の色が発表されました。2020年は2019年の暖色系から一転して寒色系のクラッシクブルーという色が選ばれました。色のせいなのか今年はあまり話題に登っていないように感じます。クラシックブルーは落ち着いた色味で個人的には好きな色です。スウェットシャツの濃いめのブルーとかネイビーとかそんな感じの色合いです。
PANTONE Classic Blue 19-4052
青というよりは紺に近いこのクラシックブルーという名の青。東京オリンピックのロゴマークに使われている色味に近いです。ジーンズのブルー。そんなイメージです。割と紺のスウェットが近いかもしれない今回のクラシックブルーはファッション関係を始め、取り入れやすい色合いだと感じました。飲食関係では寒色系は嫌われる傾向があるのですが、ヨックモックのお菓子のパッケージは昔からこの青色に近い色を長く使い続けています。上手に使えば高級感を演出できる色です。
このカラーはCMYKだとC100,M76,Y25だそうです。私はグラフィックデザイナーなのでこちらの方が、わかりやすいです。HTMLのコードだと「#0F4C81」だそうです。
PANTONEによるとこのクラシックブルーは「シンプルさの中にエレガントさを持つ時代を超越した永続的な色合い」などと表記されています。
信頼と信用を必要とする時代に生きている私たちへ向けてのメッセージカラーとでもいった表現が並んでいます。
2019年は割と広告などで意識的に2019年の色リビングコーラルを使ってきましたが、このクラシックブルーは今の所お客様にはハマっておらず、出番はまだ無いです。これから春を過ぎたあたりで意識的に使っていこうと自分の中で画策しています。お客様に置かれましてはクラシックブルーを使ったデザインを提案した暁には「こいつやりやがったな」と心のなかで思っていただければ幸いです。
使い所を考えさせられる色
グラフィックデザインや映像に関してこの色を積極的に使っていこうと考えています。2019年12月に発表されて何度か使うチャンスをもらいましたが全て却下されました。飲食関係の広告に使うのはなかなかハードルが高いですね。これからはサンプルのモーショングラフィックにも使って見ようと画策しています。
少しずつ忙しさが落ち着き、令和2年度へのカウントダウンが始める中でこうした記事をアップできる、ゆとりを楽しみつつ新年度に備えて行きたいと考える今日この頃です。
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